英語聞き流しはリスニングに効果なし!リスニング力アップには〇〇!
英会話の習得には英語をしっかり聞き取れる「リスニング力」は必要不可欠です。会話が出来るようになりたいのであれば、相手の話す英語をその場でサッと聞き取れなければ始まりません。英会話習得を目指す人なら誰でも身につけたい「リスニング力」
私も「英語を話せるようになりたい!」と思い、日本国内・海外、いろいろな勉強法やスクール、教材を試してきました!英語に投資した金額もかなりの額だと思います・・・いろいろ試す中で、すごく効果があったものもあれば、すぐに段ボール行きになってしまったものなど様々です^^
私自身はこの中の「ある方法」で短期間で一気にリスニング力が上がり、そこからリスニングへの抵抗がなくなり、無事に英語を旅行でも問題なく話せるようになりましたし、英語が公用語の会社で働けるようにもなりました。
実際に話せるようになると、思ったことは、「あれ?英語ってこんなに簡単だったんだ!」ということでした。
昔はあんなに頑張って、努力して、お金も時間もかけてもなかなか話せるようにならなかったのに、ちゃんとした学び方を見つけることができたら、それをきちんとやりさえすれば、すんなり話せるようになったのです。しかし同時に、どんなに頑張っても学び方がズレていると全然話せるようにはならない、ということでもあります。
日本ではみんな当然のようにやっているけど、「それ、やってもあんまり意味ないですよ?」ということは、実は驚くほど沢山あるんです!
今回は「リスニング力」について、「それ、実はあんまり効果ないですよ」と私が思うことと、「なぜそれは効果がないのか?」その理由を徹底解説して行きます!
効果が出ない理由が分かれば、効果を出す方法も見えて来ます!是非最後までご覧くださいね。
リスニング=「聞き流し」が定着してしまった理由
英語の「聞き流し」とは、英文、会話などをCDやアプリ、Youtubeなどで作業中や移動中などに流すことです。・出来るだけたくさんの英語のシャワーを浴びよう!
・隙間時間に英語を聞き流して英語に慣れよう!
・聞き流しはリスニングに効果絶大!
と行った内容の宣伝はよくあると思います。確かに隙間時間に英語を聞き流すだけなら楽に出来そうで魅力的ですよね。しかし、この英語の「聞き流し」こそが、「それ、あんまり意味ないですよ」の代表格なのです。この「これなら気軽に出来そう!」という広告のせいで「リスニング力アップには、聞き流し」という定説のようなものができてしまったのだと思います。リスニングは聞き取りのスキルなので、とにかく聞くしかない!出来るだけたくさん英語を聞けば効果があるはず!と勘違いしてしまう方も多いのです。
「聞き流し」だけではリスニング力がつかない理由
では、何のために「リスニング力」をつけたいかと言えば、「英会話をできるようにするため」ですよね。英会話は知識と言うより、「スキル」です。
・自転車に乗れる
・スノボが出来る
・ピアノが弾ける
どちらかというとこれらと似ているもの、ということです。こういった「スキル」は、出来るようになると楽しみや人生の選択肢が広がる素晴らしいことです!
「英会話ができるようになる」もそうですよね。英語が話せるようになれば、仕事や趣味の枠もぐーーーーんと広がります! (これホントに!仕事もプライベートも3倍くらい楽しくなります!)だから、そんな人生を変えてくれるような「スキル」を身につけるのに、
・努力せずに出来る方法は?
・少しの時間もかけずに出来る方法は?
・気がついたら、出来るようになってた!みたいな方法は?
という発想からスタートしていませんか?英会話は「スキル」です。
自転車に乗っている映像を何となく流し見していて、乗れるようになりますか?
ピアノの演奏をただ聞き流していたら、弾けるようになりますか?
英語を聞き流して、英会話力(リスニング力)がつくかな?って、本当にこれと同じレベルの話しなわけです。
こう考えれば、「ただ聞き流すだけ」では、英会話で役立つような「英語を聞き取る力」はつくはずがない、と誰でもがわかるはずです。
しかし、「英語を話せるようにはなりたい!でも苦労はしたくない!楽に出来る方法があったらいいのになぁ〜」という気持ちに付け込んで、「聞き流すだけで話せる」系の英語教材がどんどん売り出された結果、日本ではメジャーな英語の学習法の1つになってしまったのです。
英語リスニングの「事実」
英語を聞き流すだけでは、リスニング力はつかない。このことを証明しているのは「日本国民全体」です!!なぜかと言うと、「英語を聞き流しをやったことがある日本人」ってすごく沢山いるはずだと思いませんか?本屋さんに行けば、大量のリスニング教材が売っています。売れているから、沢山売られているわけです。
それだけでなく、娯楽としても洋楽、洋画、海外ドラマなど、「英語を聞いている」という行為をしている人は相当な人数がいるはずです。
Sex and the city、ウォーキングデッド、SUITSなど「全部見ました!」と言う方はたくさんいるはずです。
洋楽が好きで10代の頃から何十年も聴き続けている人だって多いですよね。
英語をたくさん聞くことが、リスニング力の向上に繋がるのであれば、これらをやってきた人はそろそろ英語のリスニングがスラスラできるようになっているはず・・・と思いませんか?
しかし、残念ながらいくら海外ドラマ好き、洋楽好きの方でも、「それと英語のリスニングができるかどうかは別物だよ・・・」「ずっと聞いてはいるけど、聞き取れるようにはなっていない」と言う方ばかりではないですか?
今、私が仕事をしているオフィスもずっと洋楽が流れています。つまり、1日オフィスにいれば1日中英語を聞いているはずです。
しかし、このオフィスで毎日仕事をしている人が、1年後に、「英語を朝から夕方までたくさん聞き流したので、リスニング力が伸びましたよ!」と言う人はきっと今までに一人もいないはずです・・・笑
「いやいや、海外ドラマや洋楽は勉強じゃないからでしょ!ちゃんとしたリスニング教材なら、効果はあるはず!」と思う方もいるかもしれませんが、本屋さんで大量に売っているリスニングCD。通勤時間にずっと聞き流している方も多いと思います。学生時代にも試験のために単語帳のCDとか、頑張って聞いていた、と言う方も少なくないはず。
みなさん、結果はいかがだったでしょうか。
日本では、「リスニング力を上げるには、とにかくたくさん聞くこと!」と言うのがもはや定説になってしまっています。ですので、英語をたくさん聞いたけど、リスニング力が上がらなかった・・・と言う結果になると、多くの方が、
「聞く量が少なかったんだ・・・もっと聞かないといけないんだ・・・」
「この教材が合わなかったのかも、他の教材を聞けば変わるかも・・・」
という方向に考えてしまいます。
「リスニング力を上げるには、とにかくたくさん聞くこと!」という前提が違っている、と考えてみてください。
そこから、あなたのリスニング力はあなたが思っているより短期間で、劇的に変わります!
「聞く」ではない!英語のリスニング力を上げる、本当の方法とは?
リスニング力を上げる方法はいくつかありますが、私がもっともお勧めするのは「英語の発音を出来るようにする」ということです。
なぜなら、他の方法でリスニングを力を上げても、「英会話する」ということが目的の場合は、結局発音も出来るようになっている必要があるから。
つまり、英会話に必要なリスニング力も発音力も一気に身につくので、一石二鳥、というわけです。
英語のリスニング力を上げるために、たくさん英語を聞いているのに、いつまで経っても聞き取れるようにならない理由。それは、その音を認識できていないから。
いくらたくさん英語を聞いていても、「なんだかよくわからない音」という状態で聞き流していても意味がないのです。今は「なんだかよくわからない音」だけど、たくさん聞いていれば、だんだん分かるようになってくるはず!と、多くの方が信じて続けていますが、そうならないこともまた、多くの方が証明してくれています。
これは皆さんの耳が悪いのでもなく、皆さんの努力が野でも足りないのでもなく、選んだリスニングの教材が悪いのでもありません!
私たち人間の性質が原因なのです。
私たち人間のリスニング力に関わる「性質」とは?
それは、人間は「自分の認識できる音しか聞き取れない」ということです。例えば、日本語にもいろいろな方言があり、単語やイントネーション、言い回しなどが違います。
多くの人は「大阪弁のマネ」は出来ると思います。
「もうかりまっかー」
「ぼちぼちでんなー」
なんとなく、大阪弁ってこんな感じだよね!という言葉が出てくると思うし、マネできると思います。しかし、同じく日本の方言である「津軽弁のマネ」はできますか?なんとなくイメージはあるけど、何と言っているのか、マネが出来るか、というと大阪弁に比べて一気にできなくなる人が増えるはずです。これは、同じ日本語であっても津軽弁の「音」が認識出来ていないから、大阪弁のように聞いたらそのままスッと聞き取れないのです。
私たちは、自分が発音出来る音=認識できる音=聞き取れる音 という性質を持っているのです。ですので、英語を聞き取れるようにするためには、自分がその音を発音できるようにする必要があるのです!
自分が発音できない=認識できない=聞き取れない
この状況のまま、とにかくたくさん英語を聞けば聞き取れるようになるはず!というのは科学的にも非効率というわけです。
英語の「音」を身につけるには、海外でも実践されている「フォニックス」で!
「フォニックス」というものをご存じでしょうか?「フォニックス」とは、英語の文字と音のルールを学ぶ学習法です。
日本ではまだまだ知られていませんが、英語圏では子どもたちもこの「フォニックス」を学ぶことで英語の音を身につけていくのです。
正しい英語の音を身につけるためにはこの海外でも実践されている「フォニックス」を使って学ぶことを強くお勧めします!
英語の音を身につける時に、一番やってはいけないこと。それは、「日本語流で英語の音を理解しようとすること」です。
よくある例が、この音は日本語の「エ」と「ア」の中間音、この音は日本語の「ア」の濁ったような音、という説明です。
ここで基準としている「エ」も「ア」も日本語の音です。この感覚でいる限り、英語の音は入ってきません。
英語の音を習得するためには、この日本語の音の感覚から一旦抜け出して、新しく日本語とは違う音である「英語の音」をインストールする必要があるのです。
小さな子どもの方が英語の音の習得が上手い、速い、と言われるのは、子どもはいちいち日本語の音に置き換えず、そのまま英語の音を吸収できるからです。
そういうと、「やっぱり英語の音を身につけるには、子どもの頃からやらないとダメなのね」と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません!
大人だから出来ない、子どもだから出来る、というわけではなく、「英語を日本語の音に置き換えて、理解しようとする」ということをしなければいいだけです!
この意識さえしっかり持っていれば、大人になってからでも英語の音の習得は十分に可能です。
「フォニックス」という子ども英語のメソッドで、シンプルに体を使って英語の音を学んで行くことで、大人になってからでも英語の音のインストールが可能になります。私自身も日本で生まれ育ち、最初はずっとカタカナ英語でした。自分では英語っぽく話しているつもりでも海外では全く通じない、ということも体験し、発音にはすごく悩んでいました。いろいろな本を読んだり、自分なりに練習もたくさんしましたがあまり変化なし・・・
ですが、この「フォニックス」を知り、頭ではなく、体で英語の発音を身につけていく、というやり方に変えてから、一気に英語の音が発音出来るように、そして今までよりも「スッ」と自然にネイティブの会話が聞き取れるようになってきたのです!
「フォニックス」を学ぶ前は、もっともっと難しいことをしていました。発音記号、とにかく聞く、とにかくシャドーイング!発音の理論の本を読む、図で理解する、など。こういった学習は「なんとなく頭では分かった気がする」とはなるのですが、「実際に発音出来る、聞き取れる」のか、というと、そうはならない、で終わってしまうものばかりでした。
でも「フォニックス」はとてもシンプルなので、頭で考えるより、体の使い方が出来るようになり、実践的。練習するたびに、どんどん自分の発音・リスニングが変わっていくのが実感できました。ですので、やっていてすごく楽しく学ぶことができます。
英語圏の子どもたちも英語の音を学ぶのに実践している「フォニックス」。海外の子どもコーナーには「フォニックス」関連の本やCDもたくさんあります。
こんなアニメも人気です。
日本人も「フォニックス」で英語の音を基礎から身につけられる!
日本ではなぜか、「リスニング力を身につけるには、たくさん英語を聞くこと!」が常識のようになってしまっていますが、リスニング力を身につけるには、まずその音を発音出来る(認識出来る)ようにすること。英語の音は「フォニックス」で基礎から学ぶ、というのが世界でのスタンダードなのです。
前述したように、日本人だから、大人だから、英語の音を身につけられない、ということはありません。英語の音を、わざわざ日本語の音で解釈してから、身につけようとするから難しくなってしまっているだけです。このやり方をやめて、子どもが学ぶように「フォニックス」で基礎からしっかり積み上げていけばいいだけです。
「フォニックス」での英語学習は本当に楽しいです!日本では大人向けで「フォニックス」をしっかり学べるところは非常に少ないのが実態です。しかし、e-phonics Academyでは大人向けにたった6時間で「フォニックス」を学ぶことが出来ます。たった6時間で「フォニックス」で英語の音を学んだ多くの方が驚きの成果をあげています。
6時間のレッスンでの発音の変化:
受講生のご感想はこちら
「フォニックス」についてもっと詳しく知りたい方は、HPをご覧ください。
関連記事:
「フォニックス」は、大人こそ絶対学ぶべき発音矯正法!