天気の英語"will”と"be going to"の使い分け

学校ではwill=be going to。
どちらも未来を表す、と習ったと言う方も多いかもしれません。
しかし、willとbe going toでは表すイメージが違います。
基本的には、
▪️「will」=その場で決めた未来のこと。
例)「あ、手伝うよ!」I will help you!
▪️「be going to」=前から決めていた未来のこと(予定)
例)日曜日は母を手伝う予定 I am going to help my mother on Sunday.
今回は「天気」についての考え方をお伝えします。
英語で天気を言うとき、「It will rain.」と「It’s going to rain.」
どっちを使えばいいの?と迷ったことありませんか?
天気について話す際の「will」と「be going to」の使い分けについて見ていきましょう!
“will” は 予報・予想
「まだ起きていない未来を、データや意見で予測する」
例
-
It will rain tomorrow.
(明日は雨になるでしょう。) -
I think it will be sunny in the afternoon.
(午後は晴れると思うよ。)
イメージ:天気予報で言っていたことを話すとき、きっとそうなるだろうと予測を話すとき
なので、天気予報のキャスターの話す内容や、「天気予報ではこう言っていた!」ということを話す場合は「will」。
予報だけでなく、具体的な根拠はないけど、「きっと晴れるよ!」という予測の話の場合もこちら。
“be going to” は 証拠アリ
「もうすぐ起こりそう!目の前にサインが出てる」
例
-
Look at those clouds! It’s going to rain soon.
(あの雲を見て!もうすぐ雨が降りそうだ。) -
It's freezing! It's going to snow tonight.
(見て、凍えるほど寒い!今夜は雪になりそうだ。)
☁️ イメージ:空を見上げて、明らかに雨が降りそうな雲が見えるとき
こちらはデータによる予報、個人の意見による予想ではなく、もう「明らかにそうなるだろう」という現象が目の前に現れてる場合。
・黒い雲が出ていて、「今にも雨が降りそう」
・雨が弱くなって、日差しが出てきて「雨が止んで晴れそう」
・気温が下がっていて「雪が降りそう」
会話での自然な使い分け
willとbe going toの基本のイメージ通り、天気の場合も「be going to」はもうすでにその未来の出来事が始まりつつある時に使います。
be going toの基本イメージ:前から決めていた未来のこと(予定)
=そのことがもすでに動き出している(予定を立て始めている)
天気について話す場合も、「もうすでに)雲が出てきて、雨が降り出しそう」と言うイメージ
Look at the sky! It’s going to be sunny any minute.
(空を見て!もうすぐ晴れるよ。)
もうすでに空の様子から晴れが始まりつつある
一方、「will」はその場の思いつきのイメージ。
willの基本イメージ:その場で決めた未来のこと
=物事はまだ始まっていない。
Don't worry! It will be sunny!
(大丈夫!晴れるよ!)
晴れはまだ始まっていない。予測・予報。
willとbe going toの基本イメージから天気での使い分けを解説しました。
日本語訳だけだと使い分けが難しいですが、それぞれのイメージを掴むと簡単です。
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