英語の”音”にフォーカスした発音・英会話スクール e-phonics Academy

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中学生必見!フォニックスで英単語のスペルを楽々覚える方法

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こんにちは!「音」から学ぶ英会話 e-phonics Academyの坂下えつこです。

英語圏でも、そうではない国でも、英語の基礎学習として世界では当たり前に学ばれている「フォニックス」。
しかし、なぜか日本の学校教育ではまだまだ定着していません。

また、学んでいたとしてもその効果を上手く活用できていないパターンも見受けられます。
私はオーストラリアでこの「フォニックス」を学び、今までの日本の英語学習法よりもグンと楽に、効率的に英語を学ぶことができるようになりました。

現在は発音やリスニングなど、英語の「音」にお困りの大人の方向けに、この「フォニックス」のレッスンを行っております。
しかし、本来「フォニックス」は子どもの時から学ぶ、「英語の基礎」です。

私のスクールの生徒さんの中でも、「えー!これを中学生の時に習っていたかった!!」と仰る方がとても多いです。
今回は英語の勉強に苦労し始める中学生向けに、「フォニックスで英単語の綴りを楽々覚える方法」をお伝えしていきます!


日本の中学生・英語初学者がつまずきやすい英単語の「書き(スペル)」

日本では、「フルーツ」「ゲットする」など多くのカタカナ語が日常的に使われており、知っている英単語の数は少なくありません。
また最近では小学校から英語学習が始まり、「こんにちは」=「ハロー」「ありがとう」=「サンキュー」など、子どもたちも多くの言葉を知っているし、話すことができます。

しかし、中学生になると、このようなフワッとした英会話でなく、「読み書き」中心の英語学習が始まります。
そこではじめて膨大な量の英単語を文字として、「読んで」「書けて」「意味を理解する」能力が求められます。

ここで多くの生徒は「書き」でつまずきます。

「おはよう」は「グッドモーニング」​だと、知っているし、言えるけれど、「文字で書けない」。
音は知っているので、その音をどうにか文字にしようと頑張るのですが、だいたいの場合は、ある罠にハマってしまいます。
 

英語=ローマ字からの脱却

その「罠」とは、アルファベットをローマ字読みで並べてしまう、と言うことです。

「グッドモーニング」だから、「gudo moningu」??
「スチューデンド」だから、「sutudento」??

こんな風に頭を悩ませながら、綴りを書いている生徒をよく見かけます。
しかし、残念ながら、英単語の綴りはローマ字とは全く違った法則で動いています。

ですので、まずは同じアルファベットだけど、英語とローマ字は違う、ということをしっかり理解する、理解させることが重要です。

そして次のステップとして、「じゃあ、英語のスペルはどう書くの?」という疑問が出てきます。

この時に、多くの大人は「1つずつ、何回も書いたり、読んだりして、それぞれ覚えていくしかないんだよ。」
「だから、たくさん練習して暗記しようね。」としか教えられないかもしれません。

実際に、私自身も学生時代はこの「丸暗記」でずっと過ごしてきました。
英単語のテストがあるから、テスト範囲の単語を何回も何回も読みながらノートに書いて、無理やり覚えていました。
なので、英語のノートは単語でびっしりでした・・・

特に、先ほどの英語とローマ字読みの区別が良くわからない、という英語学習を始めたばかりの段階だと、多くの人はこんな疑問やこんな覚え方で英単語の綴りの練習をしたと思います。

「作る=メイク=Make」

「うーん、なんで「マケ」って書くのに、「メイク」って読むんだろう・・・」


「好き=ライク=Like」

「好きは、ライクで「リケ」って書く!」


この時はとにかくたくさんの英単語を覚えなければいけないので、細かいことを考えている暇がなかったですよね。
でも、今でも多くの方が同じような疑問を持っているかもしれません。

日本の学校教育では、「とにかく読めて、綴りが正しく書ければOK」という感じで、こういった疑問に答えてもらえる機会はなかった方が多いと思います。
私もそうでした。とにかく覚えないといけないから、よくわからないけど丸暗記して覚えた、という感じです。

しかし、私は留学先のオーストラリアで「フォニックス」に出会ったことで、「英単語は丸暗記しなくてよかった」ということを知りました。
むしろ、今までずっと「こんな風に闇雲な丸暗記でスペルを全部覚えようとしていたなんて、なんて大変なやり方を今までやっていたんだろう・・・!と衝撃でした。
 

「フォニックス」を知れば、スペルの法則がわかる!

「フォニックス」とは、英語の文字と音のルールを学ぶ学習法です。フォニックスを知らないとこの英語の「音」と「文字」が結びついていないので、英語の「音」を聞いても、そこから文字にすることができません。ですが、「フォニックス」を学べば、この法則を使って「音」→「文字」、「文字」→「音」を推測することができるようになるのです!

先ほどの、「好き=ライク=Like」を例に考えてみましょう。

この単語には、「サイレントe」というフォニックスのルールが使われています。
「サイレントe」とは、単語が「母音+子音+e」の並びになっていると、最後のeの音はサイレント(静か=発音しない)になり、さらに母音の部分を「名前読み(エー、ビー、シー・・・という学校で習ったアルファベットの読み方)」にして読む、というルールです。

なので、「Like」は、「Li」で「リ」ではなくiの部分が名前読みになって「ライ」となるのです。
さらに、後半の「ke」は「ケ」ではなく、eの音は発音しなくなるので、「ク」だけが残ります。

その他にもフォニックスのルール「2文字子音」では、「ph」で「f」と同じ音を作る、というルールがあります。
ですので、電話の「Phone」もローマ字では「Fone」と書きたくなってしまいますが、このルールのため、「Phone」になるわけです。

英語の音については動画レッスンで詳しく説明しています。

サイレントe

  

2文字子音(Ph)



https://youtu.be/Jwi1mHptNi8

このように「フォニックス」という考え方をベースに英語を学んで行くと、今までのように「よくわからないけど丸暗記!」の学習から脱却することが出来ます。
中学で覚えなければいけない英単語は大量です。これをすべて丸暗記に頼るより、この「フォニックス」を知っておくと単語の暗記が驚くほど楽になります。

また「フォニックス」は英語の文字と音のルールですので、初めて見る単語でもこのルールを使って自分で「読み」の予測も出来るようになります。
これから英語を学んでいく中学生に、是非早い段階でこの「フォニックス」を知って頂ければと思います。


「フォニックス」についてもっと知りたい!実際にどうやって学ぶのか体験してみたい!
そんな方は是非、トライアルレッスンへどうぞ。オンライン対応しておりますので、全国、海外からもご受講可能です。

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最後までお読み頂き、ありがとうございました!
2021年05月24日 12:27