「go to」と「toがつかない場合」の使い方
英語を学ぶ中で、「go to」と「toがつかない場合」の使い方に戸惑うことってありませんか?「to」を使うのか使わないのか、どちらが正しいのか迷ってしまいますよね。この記事では、これらの使い分けについてわかりやすく解説します!まず「go to」という表現と、「toがつかない場合」の使い分けについて整理してみましょう。
go toとなる場合
go to +名詞
toがつかない場合
go+副詞
go+ 動名詞(-ing)
go to の使い方
「go to」となるのは、あとに「名詞」が続く場合です。「名詞」とは物や場所の名前です。例えば、Japan(日本)Osaka(大阪) New York(ニューヨーク)park(公園)school(学校)などです。 「go to」は、具体的な目的地が必要で、その目的地を明確に指すときに使います。目的地に「到着する」というニュアンスが含まれています。これが「to」が使われる典型的なケースです。
例文:I am going to the store. (私はそのお店に行きます。)
to がつかない場合
次に、「to」を使わない場合について見ていきましょう。まずはgo+副詞の場合です。
go + 副詞の形になるもの
「to」がつかないのは、あとに「副詞」が続く場合です。「副詞」とは、副詞は動詞、形容詞、副詞、前置詞句、文全体を修飾するもの。形容詞は名詞しか修飾しません。
home:1.名詞 家 2.副詞 家に 3.形容詞 家の
homeなどは一見名詞に思えますが、この場合は2の副詞「家に」として使われています。
- go home(家に帰る)
- go upstairs(上の階に行く)
- go abroad(海外に行く)
- go back(戻る)
- go away(立ち去る、離れる)
- go inside(中に入る)
例文:I want to go abroad someday.(私はいつか海外に行ってみたい。)
「名詞」か「副詞」かだとその場ですぐに判断が難しい場合は、具体的な目的地(地図上でピンポイントで示せるかどうか)で考えてみましょう。
go to Tokyoは東京が明確な目的地ですが、go abroadの場合は、具体的にどこであると地図上で明確に示すことができません。
「そこへ行く」go thereもgo to thereと間違いやすいので、注意しましょう。
go + 動名詞(-ing)の形になるもの
「go + -ing」の形は、一般的に、特定のアクティビティやスポーツを行うために出かける場合に使います。主に以下のような時に使います。
- go camping(キャンプ)
- go hiking(ハイキング)
- go shopping(買い物)
- go sightseeing(観光)
- go skiing(スキー)
- go fishing(釣り)
例文:We went camping last week.(私たちは先週キャンプに行きました。)
この表現を使うことで、具体的な行動に向けて出かけるというニュアンスが強調されます。
「go + -ing」の形は「楽しみ目的のこと」に使います。なので、go workingなどでは使いませんので注意しましょう。
まとめ
「go to」と「toがつかない場合」の違いは、英語で場所や方向を表現するときにとても重要です。特に「go to」の場合は、目的地が明確であるときに使い、「toがつかない場合」は動きの方向や目的地が抽象的だったり、日常的な行動を表現するときに使います。「go + -ing」の形は、一般的に「特定のアクティビティやスポーツを行うために出かける」という意味を含んでいます。日本語で「ーへ行く」と考えてしまうと、全てに「to」を付けたくなってしまいますが、それぞれの使い方に合わせて行きましょう。go home, go there, go shopping, go skiingなど何度も発音して音感で覚えてしまうのがおすすめです。
- go to+名詞:目的地が明確な場合
- go+副詞:動きの方向が不明確、または日常的な行動を表す場合
- go+ 動名詞(-ing):特定のアクティビティやスポーツを行うために(楽しみ目的で)出かけるという場合
この使い分けをしっかりマスターすれば、英語がもっとスムーズに使いこなせるようになるでしょう!これからは、英語で旅行や日常会話をする時にも自信を持って使えるようになりますよ。
さあ、実践してみよう!
ぜひ、自分の周りの状況や日常の中で「go to」と「toがつかない場合」を使ってみてください。例文を自分なりに作ってみると、さらに理解が深まりますよ!
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