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「fantastic」の発音をフォニックスでマスター! 

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音から学ぶ英会話e-phonics Academyの坂下えつこです。

少し長めですが、英会話で言えると役立つ単語「fantastic」についてフォニックスで解説していきたいと思います!

「fantastic」=「ファンタスティック」

と思っている方も多いかと思いますが、カタカナのまま読んでしまうと、結構音がズレてしまいます。

それは、この単語には日本人はほとんど使わない「æ」の音が2回も入っているからです!

この「æ」の音のポイントさえ掴めば、今日からすぐに

”fantastic!”

と自然な英語の発音で言えるようになります!
 

カタカナの「ファンタスティック」とどう違うのか

私たちが普段話している日本語では、口の動きは基本的に少しパクパク動く程度です。

例えば、「ファン」と言ってみてください。

口はほとんど開かなかったと思います。

同様に、「スティック」の時も口はほぼ開けずに発音しています。

どちらも口の中の動きだけで発音できます。


しかし、英語の「fantastic」がどんな音の要素でできているかというと、下記のようになります。


/fænˈtæs.tɪk/


この単語は一見長くて難しそうに見えますが、実は英単語の一番基本の読み方「音読み」を足して読むことができます。

「音読み」について詳しくはこちら


ここでポイントになるのが、

æ


これは、capやhatなどにも使われている「ア」に似た音です。

なので、カタカナ表記にすると「キャップ」「ハット」となりますが、実際は日本語の「ア」と同じ音ではありません。

日本語の「ア」は少し口を開けるだけでササっと発音できますが、

æの音はこのように発音します。


口を横にひいて、少しだけ顎を下げる
そのときに口を横に引っ張る力はキープしたまま抜かない

その状態で声を出す
(アと言おうとしない、声を出して出たその音がæの音です。

詳しくはこちらをご覧ください。


単語のバランス

æの発音のポイントがわかれば、もう準備はバッチリです!

/fænˈtæs.tɪk/

日本語のように「ファン」ではなく、æの口をしっかり作って、fæn

「タス」ではなく、ここしっかりæの口でˈtæs(このとき、最後のsの後にuの母音を入れないように注意!)

最後にtɪk


これを繋げて、

/fænˈtæs.tɪk/

このæ の口の形をしっかり作って発音できるかがポイントです!


2回も頑張るところがあるから大変ですが、このæ をしっかりできれば単語全体にリズムも生まれて、英語らしい発音になります。
またこれは「素晴らしい」と言う意味の単語なので、その気持ちも込めて発音することも大切です。

日本語は口をあまり開けず、音も平坦になりがちですが、英語発音は強弱とリズムが重要。


フォニックスで英語の音を学ぶと、大人でも簡単に発音やリスニングに変化を感じることができます。
書籍の中でもフォニックスや英会話上達のポイントについて詳しくお伝えしています。

ぜひフォニックスを学んでみてくださいね!


動画、ポッドキャストでも解説しています。

 


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2023年10月05日 14:57