英語問題集で英語マスターはとっても大変!?
ある時、実家に帰った際、高校時代に使っていた問題集を持ち帰ってきました。
分厚い本に難しい問題がたーーーくさん並んでいます。
大量の問題!
大量の解説!
これはこうだから、こうでこうですよ~(はい、全部覚えて下さいね~!)
と訴えてくる問題集さん!涙
高校生の頃ってこんな風に全部頑張って暗記していたのか…と自分で感心します・・・
日本の受験問題はやっぱり詰め込みな感じがして、
”これで英語覚えましょう!”
”英語を使えるようになりましょう!”
って、なかなか酷です。
実際にトライアルレッスンにいらっしゃる生徒さんでも、
多くの方が口にされるのが、
「英語って暗記科目ですよね・・・。
私はどうしても単語とか覚えられなくて、英語が苦手になっちゃいました。」
ということ!
こんな問題集ばかりやっていたら、確かに暗記科目って感じしますよね。
でも、実際に英語をスムーズに使えるようになるためには、
英語は暗記科目ではない!と私は思います。
暗記が全てではない!暗記だけに頼らなくても、大丈夫!
今日はこの問題集の問題を参考に、その秘密をお伝えしますね!
問題の中に、こんなものがありました。
【問題】
My father will be back ( ) six weeks.
a. for b. during c. in d. with
( )に入るのはaからd のうちどれでしょうか?
【前置詞】の問題で解説には、 byはこう、 inはこう、 during はこう、 from はこう使います と書いてあり、だから、ここで正しいのは 〇〇!となっています。
そんなに全部ここで覚えろと?
しかもこの問題ったら突然、 My father will be back ( ) six weeks. 「私の父は 6週間後に戻るでしょう」 って父になにがあった!?
一体どういう状況なんだ!?
いくら前置詞の使い方を説明してもらっても、なんだかわかりづらい…
日本で勉強していた頃は、 こんな説明を読みつつ、 こんな穴埋め問題を繰り返して、 頑張って覚えていたんだなー と昔の自分を褒めてあげたくなる!(笑)
【問題】
My father will be back ( ) six weeks.
a. for b. during c. in d. with
皆さん、この問題の答え分かりますか?
私は当時、 この解説だけで「覚える」ことが とっても大変でした・・・
前置詞の説明、 いろいろありますが、 すぐ忘れちゃうんですよね・・・
でも、この問題、 今は「覚える」じゃなく、 自信を持って答えられます!!
外国で、 「あるもの」を見かけたことで、
「覚える」でなく、 しっかり「身についた」のです。
そのあるものとは…?
”Back in 5 mins!" とお店に貼られた貼り紙!!
オーストラリアにいたとき、 あるお店に行きました。
絶対に営業時間中のはずなのに、 ドアが閉まってる…ガーン!!
そして、 ドアに変な貼り紙が貼ってある…
「なにこれ・・・」
「お店の人、なぜいない・・・」
最初はなにがなにやら、わかりませんでしたが 冷静になってよく考えてみると…
➀今は営業時間中
➁でも閉まってる
➂変な貼り紙に" back in 5 mins"と書いてある
④ back =戻る? 5 mins = 5分? 5分後に戻るのか…? と、しばらく待ってみました。
すると… 「ごめんね~ ちょっとコーヒー買いに行ってて~」 といった感じで店員さんが戻って来た!!
やっぱりこの貼り紙は、 「5分後に戻ります」 だったのか!!
どの前置詞がどうのこうの… という説明は全くないけど、
「5分後に戻ります」は、 " Back in 5 mins " と言うのか!!
と、 とってもクリアに、素直に、 「そっかー!!」 と、思えた出来事です。
「5分後に戻ります」が "Back in 5 mins."なんだから、 同じような、今回の問題
My father will be back ( ) six weeks. a. for b. during c. in d. with
「6週間後に戻ります」も、 答えは " in"!! これしかない~!
理屈じゃなくて、 実際こんなふうに使われている!っていうのを沢山見ると、
「覚える」じゃなくて 「身につく」
あとから、 問題集や参考集で理屈をみると、 「へー」となります。
こういう勉強法がオススメです。
だから、やっぱり生の英語を沢山見聞きするのはとっても大切。
私はこれを海外で体験しましたが、やっぱりこういう学び方をするには海外に行かないとダメ??
いえいえ!そんなことはありません!!
今は日本でも英語が溢れています。
ネットなどでいくらでもリアルな英語に触れることが出来ます。
ちょっと見方を変えるだけで、日本でもこんな風に英語を学ぶことは可能です。
またブログでもいろいろお伝えしますね!
最後までお読み頂きありがとうございました。