【要注意!】See/Look at/Watchって全部「見る」でいいの?
「音」から学ぶ英会話e-phonics Academyの坂下えつこです。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今回はタイトル通り、 「See/ Look at/ Watch」 についてお話したいと思います!
皆さんもご存じのとおり、 See/ Look at/ Watch すべて、日本語だと「見る」という意味ですね。
でも・・・
See=Look at=Watch ではありません!!
「何を」「どう」見るかによって使い分けが必要です。
まずはSee
I saw her at the party. 「パーティで彼女見たよ」
Seeは、 「無意識的に見る、目に入った」と言うニュアンスです。
この例文でいうと、
「(わざわざ探していたわけでもないけど、パーティ会場を見渡してたら、)彼女見たよ。」
一方、Look at Watchは 「意識的に見る」行為を表します。
Plese look at the picture. 「この写真を見てください」
Look atは意識的に、動きのないものを見るときに使います。
そして、
Watchは、 I watched the movie. 「その映画見たよ」
Watchは意識的に、動きのあるものを見るときに使います。
確かに、
I looked at the movie.
I watched the pictures.
とかって、耳にしたことないな、なんか変な感じだなって思いませんか?
同じ文でも、
I saw you yesterday.
であれば、「昨日君を見かけたよ」って感じですが、
もし、I watched you yesterday. だったら・・・・ 「昨日、君(が動いているのを意識的に)見たよ」 というニュアンスになってしまいます!
一つ一つ、意味をしっかり考えながら使い分けるのも大切ですが、 覚えなきゃ!と思うと大変なので、 感覚で身に着けていくのがおすすめです。
なるべくたくさんの英語に触れて、 自分で文を作ったり、 話す時に 「あれ?こんな英語あんまり聞かないな??」 と気づけるようになるといいですね。
気にしていると、 「あーこれはWatch使ってる!」 「この場合はLook atか!」と わかってくると思います。
ちなみに、公園にある「シーソー」は英語で「See-saw」です。
シーソーに乗ると、上に上がると景色が「見える」、下がると「見えた」の繰り返し。
「見えるー見えた」だからSee-sawというそうですよ。
これは何も意識して景色を見ているわけでなく、 「無意識的に、景色が目に入ってくる」ものなのでSeeなんですね。
3つの使い分け、意識してみて、正しく使いこなせるようになりましょう!
今日もお読み頂きありがとうございました!
2019年03月27日 18:21