【重要】外国人への”おもてなし”には、英語と○○!
2020年東京オリンピック開催!
日本には外国人旅行客もとっても増えていますよね。
東京、大阪、京都などは、 外国人旅行客だらけ!の場所もたくさんになってきています。
京都は私もちょくちょく旅行に行くのですが、 行く度に外国人旅行客が急増している!! と実感しています。
今日は英語ではなく、多文化理解のおはなし。
日本はこうしたたくさんの外国人旅行客を受け入れる為に、必死で頑張っています。
バスや電車のアナウンスや表示を、英語・中国語・韓国語・・・も取り入れたり、 ガイドブックやエリアマップを作ったり、 お店では、英語のメニューを置いたり、 中国語が出来る店員さんを入れたり。
もちろん、こうやって「言語」の対応をすることもとっても大事!
でも! 日本はホスピタリティもあるし、 サービスもいいし、 言葉さえ通じれば、 日本の良さが伝わるはず!
言葉の壁をクリアしたから、もう大丈夫~♪ ではないんです・・・!
日本のサービスをそのまま 他の言語で提供出来たからって、 すべてOKではない。
日本人がもう一つ、必ず心に留めておかなければいけないこと。
それは、 相手は日本とは全く違った文化を持った人々である ということです。
日本人は、小さな島国で、ほぼ同一文化国家の為、 「みんな同じように考えるだろう」 「これが常識だ」 と思ってしまいがち。
でも、世界は広い!!
日本の常識とは、全く逆の文化だってたくさんあるんです!!
たとえば、今外国人旅行者の増えた、日本の旅館やレストランではこんなことが起きているそうです。
✔食べ放題のブッフェやバイキング。大量の食べ残しはやめて!!
✔お部屋の備品(浴衣など)を持って帰らないで!!
✔列にはちゃんと並んで!
日本人にとっては、 食事は全部キレイに食べきるのが、相手への感謝の印。 自分が食べられる分だけとるのがマナー。 食べ物を粗末にしてはいけない。 という考え方があります。
でも、これはあくまで、日本人の文化!
一時期話題になった、”Mottainai" もったいない ということば。
この「もったいない」という概念は世界中にあるものではなく、 この考え方は素晴らしい!と世界で評価され、いまや世界語になりました。
MottainaiのHP ↓
http://www.mottainai.info/jp/about/
でも、つまりは、みんなが最初からこの「もったいない」という概念を持って生きているわけではなかった、ということ。
日本人には、なかなか気づきにくいところですよね。
食事にしても、ある文化では、 全部食べ切るのは、失礼。 少し残して、「お腹いっぱい頂きました」と、感謝の意を表すことも。 日本人は、 自分たちの「当たり前」を、みんなの「当たり前」だと思っていてはいけない。
いろんな文化を持った人が、日本を訪れている。 相手の文化をもっと知ったうえで、コミュニケーションをとる必要があるということ。
日本人同士なら、 言わなくても伝わることも、 全く違う文化を持った人には、もっと詳しく説明しないと伝わらないことがたくさん。 「定型の説明だけ、英語で言えたからいいや!」 ではなくて、 本当の”おもてなし”をするなら、 相手の立場に立って、説明の仕方などを考えてみましょう。
ブッフェの件も、 「日本では、お食事は食べられる分だけお取りくださいね。 私たちは、キレイに全部食べて頂けると、嬉しいです。」 と、先に一言伝えることができれば、 この問題もすぐに解決しちゃうかもしれません。
お互い良かれと思ってやっていても、 文化の違いを理解しないままだと、お互い嫌な気分に。
日本人は、日本の「当たり前」をちょっと見直してみるといいかもしれません。 世界にはいろんな文化がある! その多様な文化をもった人々が日本を訪れる。
上手にコミュニケーションをとるには、 「語学」だけでなく、 「多文化理解」も超重要!!
旅行者に優しい日本でありたいですね♪